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創鹿(SOOKA)始動についてのマスコミ掲載
創鹿(SOOKA)始動についてのマスコミ掲載

By 賢士松口

創鹿(SOOKA) を 2022年11月に立ち上げ、以下のマスコミに掲載をして頂きました。 ■芸術生活 様https://geijutsuseikatsu.com/28572/ ■excite ニュース 様https://www.excite.co.jp/news/article/Ignite_472367/ ■札幌リスト 様https://sapporo-list.info/sooka20221115/ ■PR’s Tokyo 様https://prs.tokyo/music/61392/ 創鹿(SOOKA)では、マスコミ取材を積極的に受け付けております。どうぞお気軽にご連絡ください。
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CONCEPT
CONCEPT

By 賢士松口

   ー  Siknu (シクヌ)ー生きる・生命を感じる   Siknu Box の誕生     北海道には、この地にだけ生息する蝦夷(えぞ)鹿がいます。 一時は乱獲などによって急激に数を減らしたものの、人間による頭数調整で激増。 最近では、「害獣」のレッテルを貼られて駆除の対象となり、再び疎まれる存在になりました。   身勝手のサイクルで、生き物は嫌われたり求められたりします。 フェンスを壊し畑を荒らす蝦夷鹿は、このところ不動の嫌われポジション。ピンチ続きです。   そんな鹿の現状も知らずに、人生に疲れきった一人の男が、北海道はオホーツク地方にやってきました。 男はある日、ふと足元に多くの蝦夷鹿の角を見つけます。 鹿角は、畑で耕運機が巻き込んでしまうとかで、地元ではやっかい者。   こいつら、こんなにかっこいいのにな…   男は「こいつら」を大事に持ち帰りました。 これが、創鹿の初回作となった鹿角のカラビナ「TURA(トゥラ)」の、 そして「Siknu(シクヌ) Box」の始まりです。     蝦夷鹿の堂々たる美しい角に魅せられ、一心不乱に鹿角を削り、磨き、形をつくる日々。 男の手のなかで、角はたちまち輝き出します。 もう不要な命だなんていわれたくない、とでもいうように。...
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鹿の現状
鹿の現状

By 賢士松口

  エゾ鹿による被害額は断トツで大きい エゾ鹿が害獣とされるのは、北海道全体の農林業被害のほとんどがエゾ鹿によるものだからです。 北海道庁が2020年にまとめたデータでは、農林業被害の80%がエゾ鹿によるもので、同年の被害額はなんと40億円を超えています。   鳥獣名 2020年の被害額 2019年の被害額 エゾ鹿 40億円7千万円 38億円 カラス類 2億7千万円 3億2千万円 ヒグマ 2億5千万円 2億2千万円 アライグマ 1億4千万円 1億2千万円 キツネ 1億4千万円 1億2千万円 出典:北海道庁環境生活部自然環境局 野生鳥獣による被害調査結果について(令和2年度分)   エゾ鹿による被害額が他の動物を大きく超えているだけでなく、被害額も年々増えていることがわかります。   エゾ鹿の特徴 エゾ鹿は体も大きく、食欲も旺盛です。 エゾ鹿の体長:子鹿は90cm...
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TURA制作発起ストーリー
TURA制作発起ストーリー

By 賢士松口

  作者は創鹿(ソウカ)ブランドを立ち上げる以前は、飲食業界で長年働いていました。 飲食の仕事はすきだったと言います。 しかしハードな労働環境、難しい人間関係、理不尽な理由による解雇、全てに嫌気がさした製作者は飲食業に見切りをつけた後、北海道のオホーツク地方を訪れました。 ある日、製作者はエゾ鹿のツノが無造作に地面に落ちているのを見つけました。 「もったいないなぁ。こいつらかっこいいのになぁ。とっても魅力があるのに・・・・。」 と作者は感じたと言います。     実は、北海道ではエゾ鹿は「害獣」とされています。 年に1度生えかわるエゾ鹿のツノは、「畑を耕す機械を壊すもの」「使い道のない、捨てるのも面倒な落し物」のように扱われています。 エゾ鹿が害獣とされているのは、樹木の皮や希少植物、農作物を食べることで自然環境だけでなく、人々の暮らしにも害をもたらしているからです。 しかし、古来のアイヌ文化では、エゾ鹿は「神様が与えてくれた獲物」でした。 アイヌの人々にとって、エゾ鹿は貴重な食料、衣服、装飾品の材料であり、棄てるものがどこにもない、正に「天からの恵み」だったのです。 なぜ、エゾ鹿は「天の恵み」から「害獣」とされるまでになってしまったのでしょうか? それは、時代と共に、人々の暮らしと生活環境が変わったからです。 エゾ鹿たちがもともと暮らしていた原生林は、開発で農地となり、天敵のエゾオオカミも絶滅しました。 エゾ鹿たちは住む場所を追われ、外敵がいなくなったことでどんどん数を増やしていったのです。 明治時代には人間たちに乱獲されて絶滅寸前にされたり、今度は保護政策で数が増えすぎたために害獣として駆除されてしまう・・・。 「それって人の勝手な考えだろう。」 人間の身勝手な都合に振り回されるエゾ鹿の姿にどこか過去の自分自身を重ね合わせていました。 そんなある日、冬の北海道の山の牧草地で、一頭の大きな牡鹿がまっさらな雪の牧草地をまるで海を泳ぐように走っているのを目にしました。 走り去る牡鹿、飛び散る粉雪、その力強い姿に感銘を受けた製作者は「鹿ツノらしさ、鹿ツノの力強さと頑丈さを表現したい」と思い、製作者がこれまで一度もやったことのない創作活動を始めることを決めたのです。 「大地とか生命とか動物とかって、アイヌの神話いわく、神様が人のために与えてくれた  もの。ある意味で人間以上のもの。見方を変えたら、鹿ツノは神のツノと言ってもいい  はず。だから、自分はこの命をカタチに残してあげたい」と作者は語ります。   こうした経緯から、鹿ツノをカラビナtura(トゥラ)というカタチにし、BOXの敷物に鹿の毛皮をアレンジしたsiknu (シクヌ)BOXが生まれました。   siknu...
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